保育方針
あそぶ・かんじる・
かんがえる
たくさんの「夢中になれる体験」を通して
自分自身で考え、選びとり、
やりとげる力を磨きます。
私たちの保育
関心と期待
すべてはわくわくする
気持ちから
何に興味を持つかはひとそれぞれ。日頃から生活の中に「これなんだろう」 「おもしろそう」と思えるきっかけをたくさん用意しておきます。
思考と選択
思い込みやゴールを
大人が与えない
答えや次にやることをすぐに教えず、自ら考える機会や時間を大事にします。子ども自身が考え選びとることを尊重し、思考力を磨きます。
目標と行動
自分でやりとげる
よろこび
興味関心を思いきり追求できる環境を整えます。遠まわりしながらも、自分でカタチにし、あそびながら達成するおもしろさを味わえるようサポートします。
ご挨拶
「やってみたい」は
子どもにとって宝物。
その気持ちを何よりも尊重し、
すくすくとどこまでも
育てていきます。
いくみ保育園 統括園長 中西 恵子
ある年のやきいも大会を、年長組さんにお願いしてみることにしました。「何が必要かな?」の問いに「火!」と言う子がいました。「大昔の人はどうやって火をつくっていたと思う?」の問いには、まいきり式火起こしをジェスチャーで教えてくれる子がいました。さあ、ここから火起こしブームのスタートです。数カ月におよぶ火起こしチャレンジが続きました。大人が落ち葉とライターを用意し、火をつけてあげるのは簡単です。でも、それではせっかく子どもたちから芽生えた興味の芽が育ちません。ああでもない、こうでもない、とたくさん考えて、何度も試して、やっと達成できたときの感動は、子どもの心に自信となって積み重なっていきます。知的好奇心や主体性はやってみたいことに思う存分トライできる環境でこそ、磨かれていくもの。ひとりひとりの個性や興味を尊重しつつ、関わり合いの中での学びも大切にしながら、子どものやりたいことをかなえる園であることにこだわっています。できなかったことができた瞬間の子どもたちのきらきらした輝きが、私たちの日々の保育の指針です。
いくみ保育園の特徴
栄養士によるオリジナルメニュー給食
いくみ保育園の給食は、旬のおいしさをたくさんとりいれた栄養士オリジナルのメニューです。子どもたちにも「おいしい!」と好評で素材を意識しながらいただいています。お昼前はメニューが気になって給食室をのぞく子どももたくさんいます。
季節ごとの野菜栽培&クッキング
いくみ保育園では、野菜を育てるだけではなく、どう料理するか、どうやって食べるかまで子どもたちといっしょに考え、みんなで楽しみます。大根を育てておでんパーティを企画したり、収穫量が少ないお米は、フライパンで炒って香ばしい玄米茶にしたり。他にもナスやきゅうり、ミニトマト、さつまいもなど、各園でさまざまな野菜を育てています。
多彩な行事・イベント
ひなまつりや七夕など季節ごとの行事はもちろん、園庭での流しそうめんやハロウィン、科学館でのプラネタリウム観覧、人形劇など、子どもたちの好奇心を刺激するたくさんの行事・イベントを企画しています。
体操の先生とあそぼう会(幼児クラス)
月に1回、体操の先生をお呼びして、鉄棒や跳び箱、マット運動や縄跳びなどの運動を行っています。動きのコツや力の入れ方などを専門的に指導いただき、子どもたちも「できるようになりたい!」という気持ちで取り組んでいます。成果は運動会などで発表しています。
縦割り保育(幼児クラス)
3、4、5歳の幼児クラスでは、縦割り保育(異年齢保育)を行っています。年上の子どもが自発的に小さな子の面倒をみるようになり、年下の子は尊敬や憧れを持ち、自分も大きくなったら年下の子に実践するなど、小さな社会のような関係性の中で、相手を思いやる気持ちを育みます。