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お米を育てて食べたよ!「みどり いくみ保育園」

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お米を育てて食べたよ!「みどり いくみ保育園」

給食のごはんを食べながらの、先生と子どもたちの会話です。
先生が「ごはんってお米なんだよ知ってる?」と問いかけてみると、「知ってるよ。うちにもあるよ」「硬いんだよ。お手伝いで洗ったことあるよ」と子どもたち。
さらに先生が「お米って育ててつくるんだって」と言ってみると、「え~!本当??トマトとかキュウリみたいに育てるのかな?」と首をひねりました。そんな子どもたちの疑問をうけ、保育園でお米を育ててみることにしました。
お米を育てるのは田んぼが必要ということが分かったのですが、保育園には田んぼがありません。調べていくと、発砲スチロールの箱やバケツで育てられることがわかり、早速挑戦です!

田んぼに必要な土を調べたり、土をまぜたり、水をはったりしながらみんなで力を合わせて田んぼを作りました。田んぼができたら、種もみから大切に育ててきた稲を「大きくなってね」と願いをこめながら田植えをしました。大きくなって稲穂が出てきて大喜びをしていた時です。
なんと、スズメがお米を狙っていると問題が発生!そこで子どもたちが「どうしようか」と相談したところ、「かかしを作ろう!」ということになりました。

とっても上手にできたかかしに「かーこ」と名前をつけ、無事スズメを追い払うことに成功!そしてかかしがとてもよくできている証でもあるのですが、「かーこ」が怖くて泣いてしまう乳児さんもいました(笑)。

いよいよ収穫です! みんなではさみを使って稲刈りをして、収穫できたことを喜び合いました。
脱穀、精米も経験した子どもたちは、いつも食べているお米をつくることはとても時間と手間が必要 ということに気付くことができました。
収穫したお米はやっぱり食べたい!
硬いお米が、どうしたらいつも食べているほかほかのごはんになるのか、炊けていく過程を見てもらうために、フタが透明なお鍋を使って炊飯しました。ぐつぐつ煮えていく様子にみんな興味津々でした。

お米がふっくらと炊きあがると、わーっと歓声があがりました。収穫量は多くないのでお腹いっぱい食べることはできませんが、自分たちが育てたお米で、しかも炊き立てのごはん。みんなでおにぎりをつくってゆっくり噛みしめ、味わうことができました。

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