- 保育事業
3月に入ると、年長組の子どもたちとの会話の中に「小学生になったら~」という言葉がよく聞かれるようになりました。
「ランドセルはうすい紫色なんだよ」
「ランドセルには給食袋もつけていくんだ」
「服はね、お気に入りの服を着ていきたいなあ」
と、憧れの1年生の姿の話で盛り上がっています。そこで、
「みんなの1年生の姿、見てみたいなあ」と話しかけると
「先生!絵に描いてあげようか?」と言ってくれたので 「ぜひ!」とお願いしました。
「ねえ、自分と同じ大きさくらいの絵を描いてみない?」
と提案してみると
子どもたちは「本物みたいになるからいいね!」と賛成してくれました。
早速、画用紙を3枚貼り合わせてみると
「うわ~。こんな大きな紙に描いたことない」と声があがりましたが
すぐに夢中で描き始める姿が見られました。
色を塗る時になると
「クレヨンの中にランドセルと同じ色がない」と言う子に
「絵の具を混ぜてランドセルの色、作ったらいいじゃん」と友達が答えます。
「それがいい!先生、絵の具かして~」
「紙が大きいから全部絵の具で塗ろう!」
ということになりました。
塗り始めると
「私は日焼けするとすぐ赤くなるから、肌色に少し朱色混ぜよ~」とか
「服はクリーム色なんだけど・・・。ただのクリーム色じゃないんだよねえ~」
等、子ども達は自分なりに納得する色を作りながら塗り進めていきました。
そして年長児10名の絵が完成しました。
3月18日の卒園式の会場にも、飾りました。
お気に入りの服!
憧れのランドセル!
みんな本当に素敵です。
みんな、元気な1年生になあれ!
そして、時々保育園に遊びに来てね。